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記憶のポイント~忘却曲線~

忘却曲線という言葉を聞いたことがあるだろうか。
簡単にいえば人の忘れていくペースをグラフにしたものです。
どんな実験結果でそのグラフが導かれたかということからまずこの章をはじめ、
これをいかに受験に応用するかという話をします


◆ドイツの心理学者エビングハウスの実験

エビングハウスという心理学者が無意味なアルファベットの羅列を覚えて、
その後、時間ともにどれだけ覚えているか、どれだけ忘れているかをテストとしたらしい。
すると….


20分後には42%を忘却し、58%を覚えていた。
1時間後には56%を忘却し、44%を覚えていた。
1日後には74%を忘却し、26%を覚えていた。
1週間後(7日間後)には77%を忘却し、23%を覚えていた。
1ヶ月後(30日間後)には79%を忘却し、21%を覚えていた。

という結果が出たらしい。

これはなかなかすごいことだと思いませんか?
無意味な記憶はこんなにすごいスピードで忘れていくんです
英単語の暗記というのは基本的に丸暗記ですから、これと同じぐらいのペースで忘れていきます。


英単語を暗記しても、100個覚えても1日たてば26個しか覚えていないということです

しかしいくら早く忘れるといっても、英単語を覚えなければ受験は乗り切ることは出来ませんし、合格者はみんな覚えていたわけです。

では、これだけ忘れてしまう人間にとっての効果的な復習方法を考えてみましょう。


◆どちらの復習が効果的か?

また、A君B君の話で効果的な復習の方法を考えてみましょう。
英単語を100個暗記したA君B君が違った方法で復習をします。


A君は英単語を100個覚えた翌日に復習をします。
B君は英単語を100個覚えた1ヵ月後に復習します。


A君B君も記憶力は同じだとして、復習をした翌日に英単語のテストをした場合、どちらが点数がいいでしょうか?
つまり、A君は100個覚えた2日後にテスト、B君は1ヵ月と1日後にテストをしたということです。
どちらが点数がいいでしょうか?


正解はA君です

おそらく、A君のテストの結果は約70点、B君の結果は約30点だと思います。

「覚えてから間もない間にテストをしたからA君の方が点数がいいに決まってる」

と思うかもしれません。
しかし、私が注目してほしいのはA君の方が点数が良かったということよりも、B君の方の点数なのです。

B君は1回復習したにもかかわらず、30点程度しか取れない理由は何故でしょうか?

忘却曲線によれば、1回目に暗記した翌日にテストをしても26点は取れるはず。
もう1回復習をしたにもかかわらず点数は伸びていません。

同じ復習の回数のA君には40点も差がつけられています。
つまり、B君は復習をした意味があまりなかったということになります。さて、その原因はなんなのでしょうか?
A君B君も1回目の復習のとき忘れている英単語の数は同じぐらいのはずです。

忘却曲線によれば、1日後にテストをしても26点、1ヵ月後テストをしても21点のはずです。

忘れた数は同じようなものです。

それでも点数の開きが次のテストから現れる理由はなんでしょうか?


それは同じ「忘れている」でも、種類が違うからです。

◆再認可能忘却と完全忘却

「忘れている」とは言っても、忘れ方には色々あります。

B君が復習したとき、1回英単語を覚えてから1ヶ月たっています。
そのため、英単語の意味を見ると「こんな単語あったっけ?」「見たことないような・・・」というものがたくさんあったと思います。

しかし、A君は覚えてから日の浅いうちに復習をしたので、
英単語の意味を忘れていたとしても「あ、この意味だったな!」「この単語あったあった!」と思えると思います。この差が大きな違いを生むのです。


「この単語あったあった!」っていうふうに、答を見て思う忘れ具合を「再認可能忘却」といいます。

「こんな単語あったっけ・・・」っていうふうに、答を見て思う忘れ具合を「完全忘却」といいます。

再認可能忘却というのは、復習をした意味があります。

なぜなら「しまった!この意味だった!」などと思えるため印象に残りやすいのです。

しかし、完全忘却では復習の意味は余りありません。なぜなら「こんな単語あったっけ?」と思えるということは、その英単語と初対面に戻ってしまったということです。

つまり、1回もその英単語を勉強していないのと同じことになってしまいます

それでは1回目の勉強の意味がなくなってしまうわけです。


◆完全忘却させてはいけない

A君は完全忘却する前に復習をしたために点数が上がったのです。
B君はもう既に完全忘却してしまっていたので、英単語とは初対面に戻ってしまい、1回目の勉強の意味がなくなり、点数が上がらなかったのです。

ここからわかることは「1度覚えたものは絶対に完全忘却させてはいけない」ということ
つまり逆を言えば「全ての事項を再認可能レベルでとどめておく」ということが大切になります。


◆完全忘却させない復習のタイミングとは?

では、完全忘却させない復習のタイミングとはどういうタイミングなのでしょうか?
これは教科や分野によって異なります。

数学など、覚えることに論理的な意味があるものに関しては忘れにくく、

英単語のような丸暗記を強いられるものは忘れやすくこまめに復習しなければいけません

そのためいろいろありますが、標準的な復習のタイミングから説明します。

私たちが生徒に参考書をやらせながらいたった数値、いろいろな脳科学の本を読んで行き着いた
復習のタイミングは、勉強した日を1日とすると、

「4日・10日・22日」

というものでした。この復習のタイミングで3回やれば基本的には普通、身につきます。

そのため武田塾では一つの参考書につき合計4周させるということになります


◆完全忘却をさせないことと100%を維持するという二つのポイント

完全忘却させないことが大事だと書きました。
しかし、完全忘却を防ぐことは目的ではありません。

完全忘却する前に復習することによって、定着率を高めることが最も大切なことです。

「再構築」のところでも書きましたが、参考書を100%の状態を何度も復習することによって維持するのです。
何度も復習することはやたらとするものではなく、タイミングを計ってやるもの。

そのタイミングを忘却曲線が教えてくれるのです。
そしてその適切な復習によって、定着率が高まり、参考書が全問正解の状態が維持される

そうすることで完璧な一冊が完成するのです。


◆再構築は必ず全問正解で

少し忘却曲線の話からはずれますが、大切な話なので聞いてください。

復習を適切なタイミングでするのは大切ですが、タイミングがあっていればいいというわけではありません。

あっていても、「×をつける方法」をして、全問正解に毎回しなければ意味がありません。
「ちゃんと日にちどおりに復習した」と言っても、間違えた英単語の意味を確認しただけで先に進んでは意味がありません。

そこでもう1度「全問正解」にし、
一回は正解できる状態にならないと忘却曲線のグラフは100%のところまで引き上げられなかったことになり、
全く意味がなくなってしまいます。
100%の状態を維持するということは、1回全問正解にすることを繰り返すことによってなります。

その日に100%になっていないのに、その日以降に勝手に100%になることはないのです。

◆理解と再構築を繰り返すことによって記憶を図る

難しいかもしれませんが、「記憶」というのが最終的な目的地なのです。
記憶が完成すれば、完璧な一冊が出来上がります。

完璧な一冊があるということは偏差値が上がるということです。

だから記憶にたどり着くことが最も重要なのです。では、振り返って考えてみましょう。

********************************
まずは問題を解き解説を読みます。
英単語の意味を確認します。


この時点は「理解」の段階なのです。
問題の解説を読むこと、単語の意味を見ることは「理解」であり、勉強の第一歩です。


そして次に「理解」したものを自分で全て組み立てるようにします。
×をつけながら全問正解にするのです。これで「再構築」が完了しました。


これで二段階目のクリアです。しかしこれだけでは忘れてしまいます。
一回全て解けるようにしたからと言って、もう二度と忘れないということはないからです。

だから忘却曲線を利用し、完全に忘れる前にグラフを100%の状態に持っていくのです。

その方法は間違えた問題を「理解」しなおし、「再構築」するのです。
忘れていた問題はもう一回解説を見ることになります。


忘れていた英単語の意味はもう一度確認し「理解」しなおすことになります。
しかし理解しただけでは問題は解けるようにならないため、「再構築」をし、全問正解にするのです。
この「理解」と「再構築」のセットが復習の1セットになります


これをだいたいあと3回復習すると忘却曲線のグラフ落ち具合が弱まり、
「完璧な一冊」が完成し、「記憶」の完了となるわけです。

********************************

そうすれば次の参考書に進むなり、過去問に入るなりをすれば言いというわけです。
(もちろん、うまくやれば1周終われば並行して2冊目に入ることは問題ありませんが。)


忘却曲線のまとめ
忘却曲線を利用し、常に100%の状態をキープすることを意識しましょう。
完全忘却させてはせっかく勉強した意味もありません。再認可能忘却のうちにこまめに復習しましょう。


→武田塾の基本勉強法(その二)(1ヶ月で英単語2000個を覚える方法)に進む!

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1ヶ月で英単語2000個を覚える方法

今までずっとブログでは表現しきれないものだと思い、直接の受験相談の時にしかお伝えしていなかった武田塾方式の「英単語の覚え方」を書いていきます。

直接伝えると30分ぐらいで伝えられるのですが、文章にすると非常に難しいので、伝わりきらない部分もあるかと思います。

しかし、この方法を究めれば、他の教科の偏差値アップも間違いありません
暗記の最も効率的な方法だと思うのでみなさん参考にしてくださいね。
ブログでは図が表現できないため、わかりにくくなってしまっていますがわからない部分があればコメントをくださいね。


◆英単語の覚え方

まずは英単語の覚え方を説明していきます。
この方法を知ってもらったうえで、他の教科に応用していくという手順をふみます。完璧な一冊をつくることは単語を完璧にすることから始まります。

具体的には以下の手順です。
*********************************

1、今日の覚えるべき範囲をテストし、わかる単語とわからない単語に分類する。

2、わからない英単語をルーズリーフに集め、10個ずつのかたまりをつくる。

3、何かしらの方法で10個覚える。

4、10個をテストし、間違えたものに「/」をつけ、再び「/」がついたものだけ覚えなおす。

5、「/」をテストしなおし、間違えたら「×」にし、すべて1回は正解までこの作業を繰り返す。

6、すべて正解したら10個の総復習を1回する。

7、次の10個に進み、2~5の作業を繰り返し、再び10個暗記する。

8、50個(5セット)を完璧にしたところで復習テストをし、間違えたものを同じ要領で完璧にします。

9、50個完璧にしたら、次の10個に進む。そしてまた10個ずつ完璧にし、50個で総復習。またもう一度、次の10個に進み、50個完璧にして総復習。ここ までで150個完璧になるので、ここでもう一度150個の総復習をする。150個完璧になったらクリア。

10、だんだんとこのくくりを大きくし、何度も限られた範囲を完璧にしていくことによって、完璧な一冊が完成する

*********************************

大まかなステップを書くとこのような感じです。
概要だけではわかりづらいので以下に詳細説明を加えます。


1、今日の覚えるべき範囲をテストし、わかる単語とわからない単語に分類する。


まず英単語を覚えるには、自分の知らない単語はどれなのかを知らなければなりません。そのため、まずは今日覚えようと思っている英単語の範囲を自分で訳を隠しながらテストし、わからなかった単語に「/(バツ)」をつけてください。

※間違えたものには「/」をつけ、「×」にはしないでください。
※あまりにも間違えるようだったら、この段階は飛ばしても大丈夫です。全部に印をつけることになるからです。

具体的には?
今日、覚えるべき範囲がシステム英単語の「1番から200番」だとすると、まず、システム英単語の訳の部分を隠して、訳が言えるかを1番から200番まで確認し、間違えたものに「/」をつけてください。(一度、やったことのあるひとはそんなに間違えないと思いますし、はじめてのひとでもすごく簡単な単語も混ざっているので全て間違えはしないと思います。)

※間違えたものには「/」をつけ、「×」にはしないでください。
※あまりにも間違えるようだったら、この段階は飛ばしても大丈夫です。全部に印をつけることになるからです。

2、わからない英単語をルーズリーフに集め、10個ずつのかたまりをつくる。


さて、1の段階でわかる単語と分からない単語に分類されました。勉強すべきなのは当然のことながら間違えた単語です。そのため、間違えた英単語を集中的に覚えられるように、ルーズリーフに間違えた英単語だけ集めてしまいます。

注意点1 スペル、訳の順で書き、訳は重要な意味1つだけでよい。
注意点2 スペルを書く左側にスペースを3センチほど開けておきましょう。
IMG_0804[1]

3、何かしらの方法で10個覚える。

まずは10個完璧にすることを目指します。覚え方は複数ありますので、自分に合ったものをやりながら見つけていきましょう。選択肢は以下の通りです。

   ●書いて覚える。(「study勉強する」というのを10回書くなど)
   ●声に出して覚える。(「study勉強する」というのを10回声に出すなど)
   ●例文で覚える。(単語帳についている例文で用法を確認し覚える)
   ●長文中で覚える。(速読シリーズを使っている場合などはこれ。)
   ●語呂あわせ・連想で覚える。(英単語を読み、日本語のイメージと連想ゲームの要領で覚える)

私のお勧めは「声に出す」と連想です。連想はテクニックがあるので、また別の記事に書きます。

とにかく10個を覚えてみましょう。ここで注意してほしいのは「ある程度」覚えることです。この段階で「10個一気に完璧に覚えよう! 次の段階のテストで満点を取るぞ!」ということになるとなかなか時間がかかります。ある程度覚えたなと思ったらすぐに次の段階に進んでください。


4、10個をテストし、間違えたものに「/」をつけ、再び「/」がついたものだけ覚えなおす。

ある程度覚えたなというところで、今覚えた10個をテストしてみてください。覚えたばかりとは言っても、10個中、おそらく2~3個は間違えるのではないでしょうか。その間違えたものに「/」をつけてください。「/」をつけるのはスペースを空けておいた部分の右のほうにしましょう。(右のほうにするのは、あとで左側に×を増やせるようにです。スペースの空いている部分の中での右の方と言う意味です。)

そして、その「/」のついた単語だけをまた覚えなおしてください
覚えなおしたら次の段階です。


5、「/」をテストしなおし、間違えたら「×」にし、すべて1回は正解までこの作業を繰り返す。

覚えなおした単語だけ、もう一度テストしてください。そしてここでも間違えたら「/」を「×」にして、当たるまで続けてください。

6、すべて正解したら10個の総復習を1回する。


一回すべて正解したら、10個の総復習をして、スムーズに言えたらクリアです。言えなかったらなんとかして、言えるようにしてください。ここまでで10個を完璧にした状態になります。

この10個ずつ(できる分ずつ)完璧にすることからすべては始まります。


7、次の10個に進み、2~5の作業を繰り返し、再び10個暗記する。


同じ方法で次の10個も完璧にしてください。そしてこの作業を合計5セットやり、10個ずつ完璧にし、50個目まで進んでください。50個一気に覚えるのは難しくても、できる分ずつにわけると非常に早いものです。できる分ずつ細かく暗記し、それを5セット繰り返してください。

8、50個(5セット)を完璧にしたところで復習テストをし、間違えたものを同じ要領で完璧にします。

10個ずつ完璧にしても、50個も進むと、もう初めのほうの単語は忘れてしまうものです。そのため、5セット進んだところでその50個、すべてをもう一度、訳が言えるか確認します。ルーズリーフに写した50個を「/」のついているものもついていないものもすべて、忘れているものを洗い出し、間違えたものをまた同じ要領で完璧にしてください。具体的には以下のとおりです。

50個の復習方法
1、覚えた50個をすべて訳を隠して言えるかテストをする。
2、間違えたものに「/」をつける。そのとき、前回の「/」や「×」とは列を変える。(注意点1参照)
3、今回「/」がついたものだけを覚えられる分ずつ、好きな方法で覚えなおし、すべて当たるまで完璧にし、スムーズに言えるようにする。
4、スムーズに言えるようになればクリア!この状況で50個完璧な状態に!


注意点1 この段階で「/」をつけるとき、必ず前回つけた「/」「×」と見分けがつくように、列をずらすか、色を変えるようにしましょう。理由は今回間違えたものだけを完璧にすればよく、今回正解した単語は復習する必要はないので、今回間違えたものがちゃんと見分けがつくようにするためです。

9、50個完璧にしたら、次の10個に進む。そしてまた10個ずつ完璧にし、50個で総復習。またもう一度、次の10個に進み、50個完璧にして総復習。ここまでで150個完璧になるので、ここでもう一度150個の総復習をする。150個完璧になったらクリア。

1~8の作業を次の50個で行い、また完璧にします。そして次の50個でも1~8の作業をし、50個を完璧にします。すると、

1~50→完璧!
51~100→完璧!
101~150→完璧!

という状況になるわけなのです。しかし、ここまで進むと、始めのほうが忘れていたりするものです。

そのため、ここで150個の総復習をします。1~150まで、合っていたものも間違っていたものもすべて150個、また訳を隠してテストしてください。

そして、今回のテストで間違えたものだけに列を変えてまた「/」をつけ、その今回間違えたものだけを覚えなおし、また当たるまでテストするように完璧にしてください。

150個のテストで間違えたものを覚えなおし、完璧になったらクリアです。この状態で150個覚えたことになります。

10、だんだんとこのくくりを大きくし、何度も限られた範囲を完璧にしていくことによって、完璧な一冊が完成する

1~9までの方法を行うと、150個の英単語を2~3時間で覚えることが可能です。この方法は覚えられる個数ずつ細かく分け、間違えたものに集中的に勉強時間を割くため、短時間に多くの英単語が覚えられます。この方法を応用して、「一冊を、完璧に」する方法を書いていきます。
この方法はワンセットを「150個」にしていますが、簡単に書くと以下のようになります。


1、覚えていない知識を選び出し、覚えられる個数を1セットとして覚えていく。(今回はその個数が10個。10個ずつ覚える。)
2、その覚えられる個数で5セット覚えたのち、5セットで総復習。(10個を5セット、50個総復習。)
3、5セットで総復習を3回したら、15セット進んだところで総復習。(50個を3セット、150個で総復習。)


これが今回の一連の作業の骨子なのですが、英単語帳の1番からこの作業をすると、150個覚えたとき、英単語帳の番号で言うと、人によって異なるのですが、200番~400番ぐらいまで完璧になっていることになります。

「え?150個覚えたのに、400番まで完璧になるってどういうこと?」と、思うかもしれません。

その理由は、この作業の一番はじめに「わからない単語をピックアップする」という作業をしているために、わからなかった単語を150個覚えているため、実際、わからない単語が150個揃うには、1番から200番、もしくは400番ぐらいまで進まないと、150個も間違えることはないと思います。

そのため、この作業を1日で進めたとしても、少なくても200番まで、多ければ400番ぐらいまで完璧になっていると思います。

そういうことを確認したうえで、具体的に英単語をどういうペースで完璧にするかを書いていきます。
少なく見積もって、1日で200個完成するとしたら以下のようなペースが可能です。

1日目 1-200
2日目 201-400
3日目 1-400 ※1
4日目 401-600
5日目 601-800
6日目 401-800 ※1
7日目 1-800 ※2


さて、このペースで行くと、一週間で800個の英単語が覚えられるペースになります。

このペースは実際に実現可能で、武田塾の生徒は基本的にこのペース、もしくはこのペース以上の速さで単語を覚えてきます。

しかしみなさんが疑問に思うのは一日の勉強する英単語の量が400個だったり、800個だったりする※1※2の部分だと思います。

「そんなに一日でできるか!」と言うように思われるかもしれませんが、実際にはこのペースは可能です。

一日に400個や800個、数字的には多いですが、この週にもうすでに一度完璧にした単語だけをやるため、2週目や3週目に時間がかかることは、ほとんどないのです。


 
まとめ
2週目は一回の範囲が大きくても、正解率が高いため、一日に覚えられる量を超えない。
2週目に例えたくさん間違えたとしても、一度は覚えたものなので覚えなおすのは早い。
3週目、4週目はさらに正解率などが高まるため、さらに大きい範囲にしても覚えきれる。


ということになります。では、英単語をこのペースで覚えていくとどのような計画になるのか書いてみます。
前半戦は知っている単語も多いと思いますが、後ろのほうになるとほとんどそういう単語もないと思うので、後半はペースダウンさせます。そう考えると、以下のようなペースになります。
シス単の4章までの数、1972個()をモデルに作ってみました。

1ヶ月で約2000個の英単語覚えるための計画
1日目 1-200
2日目 201-400
3日目 1-400
4日目 401-600
5日目 601-800
6日目 401-800
7日目 1-800
8日目801-950
9日目951―1100
10日目801-1100
11日目1-800
12日目1101-1250
13日目1251-1400
14日目1101-1400
15日目801-1400
16日目1401-1550
17日目1551-1700
18日目1401-1700
19日目1-800
20日目801-1700
21日目1-1700
22日目1701-1850
23日目1851-1972
24日目1701-1972
25日目1000-1972
26日目1-1500
27日目800-1972
28日目1-1972


このように、少しずつ戻りながら、だんだんとひとくくりを大きくし、最終的には一冊すべてが学習の範囲になるのです。

最終日の28日目には1-1972までを自分でテストをしても、そこまで間違えないと思います。
間違えても200~300個の領域に来ているはずなので、その間違えた約200~300個の単語を、その時に覚えなおせば、その瞬間、その単語帳は完璧になるのです。

ここからもまだまだ説明したいことがあるのですが、ここまでできれば単語帳は完璧になります。この方法は他教科にも応用します。
皆さんの成績が良くなければ、つまりこの方法ができていないからなのです

なぜなら参考書を完璧にして成績が伸びないわけがないのですから。


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